鳥インフルの本当の治し方

鳥インフルエンザがまた話題になっている。
広まらないといいな、とはもちろんなのだが、いつも思うことは、どうして鳥の面倒を見てあげないのか、ということだ。
やむをえず、処分、ということなのだろうが、そもそも、事が起きる以前の問題として、鳥に対する感謝やケアが足りないのだと思う。

大量に効率よく食用として育てる、という方針のせいか、劣悪な環境で鳥達を育てているのではないか? ひどいごはんを与えていないか? それがひいては病原菌を生むことにつながっていないか? 自分の首をしめていることを知るべきだ。

根本からこういった問題を防ぐには、ワクチンとか治療薬とかではなく、まず鳥達に心から謝って、鳥達が快適に暮らせる環境を作るべきだ。そうすればこんな問題はそもそも起きない。これが一番大事。

次に事後対策だが、人間に移らないことも大事だが、そもそも鳥達の病気を治してあげたらどうなんだ? そうすれば広まらないよ。

狂牛病の問題も一緒だ。処分が解決ではないし、ひどい。そもそも問題を起こさないためには、牛が快適に暮らせる環境を提供すべきだ。あんなひどい環境や食事で育てていたら、そりゃ何かしらの問題は起きるよ。これは、声にならない叫び声や警告かもしれないよ。だから、まず、いい環境を動物たちに与えようよ。

その上で、動物や植物を食物として食することに感謝し、命を与えてもらうことに覚悟し、頂くべきだ。無駄な殺生をしてはならない。
日本語で”いただきます”とは、”命をいただきます”という意味らしい。これは、自然・他の命から命を食物という形で授かって、感謝しながら自分の体に取り込み一緒に生きていく、という意味だと思う。感謝して食物を頂いて一緒に生きていくことと、無駄な殺生は全く異なる。いきものや食物を無駄にしてはいけない。そもそも、そういう問題を起こさない様にしなくてはいけない。
全ての自然に神様が宿ると考える日本の宗教からきているのかわからないが、食物や命に感謝する素敵な考えだと思う。

話を戻すと、まず、鳥や、牛、その他の動物や植物、環境全体に対してもそうだろうが、それらが快適に暮らせるように、人間世界との快適な共生をもっと考えるべきだ。そうすれば、人間にとってももっと快適で安全な世界にできる。少なくとももっと幸せな世界になる。