本田宗一郎さんといえば、言わずと知れた世界のHONDAの創始者です。
そんな本田さんの経営哲学を紹介。
将棋の升田幸三名人を工場見学に案内したときのこと。その名人に『あんたのところは、歩をうまく使っているなあ』と言われたそうです。
どういう意味かというと、『将棋では、歩は相手の陣地に入ると金になる。その歩をうまく使えないようでは名人になれないそうです』とのこと。
守衛さんや受付の人が丁寧な対応をしたからではないかということですが、この名人の見る点も、そう思わせる経営を行う本田宗一郎さんも素敵だと思います。
人の才能は磨けばピッカピカの「金」になるといういい例えだと思います。