ついに来たリアルバーチャルリアリティ
ずっと「あったらいいな」「こうなるだろう」と思っていた製品の走りがついに登場した。
いわゆるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)でありながら、無線仕様でケーブルレス。その見た目はちょっとオシャレな眼鏡といった感じだ。あるいはドラゴンボールのスカウターといった感じか。
何がすごいって、通常の視界を確保したままに、ネットワークからデータを受信してレンズに情報をレイヤー表示できることだ。UIとして半透明のウィンドウがはやっているが、それをリアル世界で実現した感じだ。音声認識やセンサーによるジェスチャー認識技術と組み合わせたら、好きな情報をインターネットから検索して目の前に表示させることができる様になるかもしれない。GPSと連携して道案内もできるだろうし、カメラを内蔵すれば、バーコード情報を直接読み取ってサーバに照会し、即座に表示することもできるだろう。夢が膨らむ。
今はまだ奇妙な目でみられるかもしれないが、かつてはヘッドホンもそうだった。リアルとバーチャルの融合に大きな一歩が踏み出されたと思う。
“完全ワイヤレス”で、HMDはファッションになるか?
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0710/23/news006.html