格闘技とプロレスと

 今日も訪問してもらってどうもありがとうございます。今日は「格闘技とプロレス」を例に人間関係について。


 闘技は緊張感があります。相手の攻撃を受けない様に相手の良さを消し合う。

 プロレスは相手の技を敢えて受けます。得意技をこれでもかと受け合う。だから見ていても楽しいしやっていても楽しいのだろう。不思議とロマンもある。

 どっちもいい面があるのだけれど、こと人間関係やコミュニケーションに関してはプロレスの方がいいのだろうな。斉藤隆さんがそんなことを言っていた。

情報を抜く思考法

 内田樹さんのブログは思考のノウハウを学べるので大好きなのだが、またおもしろい考え方を紹介されていた。

 『情報を抜く』

 詳しくは本文に譲るが、情報を引く(減算)することによって、自分自身を縛っている固定観念をのぞいた思考を可能にする考え方だ。

 人間誰しも様々な情報に知らず知らずのうちに縛られて物事を判断している。一度、それらを取り除いて考えてみると、まったく違う発想がでてくるからおもしろい。

 例えば、5年前の自分になったつもりで、何かのテーマについて考えてみよう。「あの頃はこんなこと知らなかった」「いやこんなことも知らなかったからこういう考えはできなかったはずだし」といった感じで、現在の自分が持っている情報からの制約を省いて思考することができる。今の自分では決してたどり着かない発想ができるので驚くはずだ。

 自分がよくもわるくもいろいろな情報を身につけていることに気づく。そしてそのいい面だけを生かすように内省することができる。ときどきこれをやることは本当におすすめです。

情報を抜く(内田樹の研究室)


というわけで、宿題は「2003年6月26日の日記」である。
君たちの5年前のある一日の日記を書いてきなさい。
もちろん、中学生時代の日記をほんとに出してきて書き写したりしちゃダメだよ。
そうではなくて、自分で考えるのである。
それからの5年間に自分の身に起きたことを「知らないこと」にして、それによって形成されてしまった価値判断の基準や、好悪や美醜の傾向を「リセット」するのである。
どうしてそんなことをするのかというと、君たちの中には「今の君たちが忘れてしまった自分/今の君たちのことを知らない自分」がいることを思い出して欲しいからだ。
そして、彼女たちに言葉を与えてやってほしい。

EUROがおもしろい理由

 ッカーの欧州選手権EURO2008)が一部で話題になっている。実は夏季オリンピックと同規模のすごい大会なのだが、ワールドカップよりは位置づけが下のため、日本ではサッカー好きの一部の人が楽しむ形になっている。

 このEUROはワールドカップよりおもしろいという人も少なからずいるのだが、その理由が一目でわかった。お客さんが楽しそうだからだ。欧州の国だけが参加して欧州で開催される大会なので、どの試合のどのチームにとっても”ホーム”なのだ。お客さんも多いし、熱の入れようも高い。2002年の日韓ワールドカップの様にほとんどの国の人々にとって赴くことが困難な地域で開催されると、お客さんの数も少ないし、開催国の人たち(ホームでない人たち)の割合が高くなるので、熱も低い。その違いがものすごく大きいと思う。

 お客さんの違いがここまで雰囲気を左右するのかと驚いた。ホームの人たちによるホームの人たち同士の試合は最高におもしろい。それを日本からみていてもおもしろい。日本で同じチームの試合を生観戦するよりおもしろいだろう。それほどの違いを感じさせる試合が続いている。

友達リマインダー

こんなことをセミナーで聞いたことがあります。

『普段会えない友達にときどき何でもいいからメールしておく。本当にどうでもいいことでいいから連絡しておくことで関係が切れないですむ。』



なるほど、と思います。音信期間が空き過ぎるとなかなか縁遠くなってしまうものです。それを防ぐためにとりあえずコンタクトしておくことが大事なのだといいます。

いろいろなスケジュールリマインダーサービスがありますが、最近縁遠い友達への連絡を即してくれるサービスなんてのもおもしろいかもしれませんね。

あなたの全盛期しってますか?

 『俺の全盛期は今なんだ。』

 某人気コミックからの台詞です。

 こう自分に言うとなんだか毎日を大切にしようって気になります。考え方ひとつで本当に全盛期になるのだと思います。

自分を変えるのは簡単

最近、引っ越しをしました。

以前から、人が変わるための3つの方法として、

  • 時間の使い方を変える
  • 場所を変える
  • つきあう人を変える

を紹介していましたが、本当にそうですね。場所をかえれば、自然と時間の使い方も周囲の人もある程度変わるので、自分自身がどんどん変化してくのがわかります。

何か停滞感を感じたら本当におすすめです。引っ越しは難しくても、散歩なり旅行なり、”場”を変えるのは本当に大事なことなのだとあらためて思いました。

Googleがすごい、と言うのは、コンピュータは便利だ、と言うのと一緒

 Googleがすごいと言うのは、コンピュータは便利だ、と同義だと思う。

 Googleはことごとくコンピュータを利用するのが上手いと思う。Googleの強みはコンピュータの価値そのものだと思う。コンピュータによるレバレッジを効かせまくっている。

 多くの会社が同じようにコンピュータを使って社内外のシステムを作っているけれど、その効率性やレバレッジ度合いは、Googleとは桁違いだ。


 また、ネットワークの価値の本質も理解しまくって活用しまくっている。

 Googleがすごい=インターネットは便利だ

 とも言えると思う。いやはや見事だ。

 そして一番見事なのは、その得意な部分を出し惜しみしないところ。経済の本質もわかっている。

 さあ、どうやればもっとすごい企業をつくれるだろう。うーむうーむ。楽しい悩みだ。