もう少し・個人と組織

先に悪い例です。例えば、いい実績を出しても評価や給料に反映されない場合などがそうです。これでは、本人のやる気は当然落ちますので、長い目で見れば会社自体の業績も低下します。負のスパイラルと言われる悪い状態になりがちです。
また、やりたいビジネスが会社の都合でできない等も悪い状態でしょう。

一方、良い例は、まず自分のやりたいことが会社のミッションにあっており、その成果によって会社は利益を得て、きちんと業績評価やボーナスにつながる場合です。一言でいえば、目標が合っていて、成果をきちんと認めてもらえる関係ということです。もちろん業績が悪かった場合の責任や賞与カットも大事です。やる気にかかわりますから。
要は運命共同体かどうかということです。どちらかが自分のことだけ考えているようではいい関係にならず、いい成果はでませんから。
人間関係も個人と組織の関係も一緒ですね。信頼とそれにお互い応えることが大事です。時にうまくいかなかった際に許して再チャンスを与えることも罰を与えるのと同じく大事ですのでお忘れなく!