ビジネスを成功させるには

今日は仕事をする上でとても大切な『楽しさ』についてです。
ビジネスというのは不思議なもので、恐い顔をして気合いをいれてやるよりも、肩の力を抜いて楽しくやった方がよい結果を得られたりするものです。

それについて、おもしろい記事がありました。

by 日経BP キーパーソン 新社長を直撃! シネマナウ(3)楽しくて厳しい会社にする。それが最初の仕事だった 間宮義文社長


間宮 初めてこの会社に来たまさにその日、なぜか「ファー」という音が耳についたんです。エアコンの調子が悪くて、そんな音が聞こえているのかと思ったら、そうではなかった。実はパソコンの冷却ファンが回る音でした。それくらい静かな会社だったんですね(笑)。もちろん、皆が真剣に仕事をするのは良いことです。でも、このままではいけないと思いました

■静かな会社ではいけない、と?

間宮 私たちが取り組んでいるのは、多くの方々に楽しい時間を提供するビジネスです。そういう仕事に従事している人間には、絶対に活気が必要です。

(中略)

しかし、文化や専門領域が違うからといって社員同士がコミュニケーションを怠っていては、楽しい時間という「価値」を生み出すことはできません

■何か対策を打ったんでしょうか?

間宮 手始めに、自分の歓迎会の幹事を自ら名乗り出て手配しました(笑)。その後も、事あるごとに皆を招集して思う存分語り合うための時間をつくっています。まだ従業員が全員で20人程度の小さな会社ですから、このようにして大いにコミュニケートする時間を設けることで、短期間のうちに個々の社員とつながることができました。

私の正式な肩書きは「代表取締役社長兼COO」ですが、今では“CEO”社内で言われています。これは“チーフ『エンターテインメント』オフィサー”の略です(笑)

この間宮社長は、アスキーマイクロソフトオプティキャスト、スカパー等の時代時代の先端企業を渡り歩いて来られた人なのですが、恐らくその経験の中で『楽しさ』がビジネスの成功にどれだけ大事かを感じてこられたのではないでしょうか。


僕の大好きな斎藤一人さんもよく言われているんですが、『難しいことから楽しいことは生まれない。はじまりがつまらないと、何をやっても結局つまらなくなる』ということだと思います。

今やっているビジネス、サービスがつまらないならば、まずは楽しく仕事をする方法について考えるた方が良いんですよね。
Googleが、信じられないほど自由で楽しそうな職場を作っているのも、そういった理由があるのかもしれません。

CNET Japan フォトレポート:動き出すグーグル東京研究開発センター


オフィス内には遊び道具がたくさん

スタッフのデスクも遊び心があふれている

GIGAZINE Googleのオフィスはいかにして作られたのか


Googleのかの有名なオフィス空間ですが、あれにももちろん設計した人がいるわけで。ニューヨークのワークプレースコンサルタント会社DEGWと、ロサンゼルスに拠点を置くClive Wilkinson ArchitectsがカリフォルニアにあるGoogle本社の設計及びデザインを担当したそうです。

長い会合を重ねてたどりついた新しい職場デザインの構想は、クリエイティブな活動を行うため、そして働くという概念をリラックスするというものに変えるために、オープンなオフィス空間を目指すというものになったそうで。

さらなる詳細は以下の通り。今まで未公開だったGoogleの初期オフィス案や珍しいオフィス全景などもあります。


楽しくやった方が楽しい結果が得られるなんて、世の中は楽しくできてますよね。ありがたいです。