ディズニーの販売戦略

今日はディズニーの販売戦略についてです。

ディズニーランドでは出発収益の半分近くを入場料以外からあげているという話をしました。
食事やお土産が大きいということです。

このお土産がどうしてあんなに売れるのか? 買いたくなってしまうのか?わかりますか?

その理由のひとつは売場にあります。

ディズニーランドではアトラクションの出口に必ずといっていいほどお店があります。

これは、単に人の導線だからという理由ではなく、人の感情を考えてのものなんです。

つまり、アトラクションで感動や興奮を与え、ゲストの気分が高揚しているうちに売るというわけです。
ゲストは長い時間並んでやっと楽しめた夢の時間に少しでも浸っていたい。そして、そのタイミングで、アトラクションの世界を思い出させてくれる“ここだけにしか売っていない”アイテムを販売しているのです。

買いたくなってしまうのも納得ですよね。



お客様にサービスで感動を与えて、かつ喜んて買ってもらう。決して押し付けているわけでもずるいのでもなく、お客様をより満足させているわけです。

こんなやりかたがウェブでのサービス&販売でも効果的なのかもしれないですね。