Google、Microsoft、Yahoo3強の講演

今日も見て頂いてどうもありがとうございます。

さて、今日は色々なイベントでGoogleMicrosoft、Yahooのトップクラスの講演があったので、それぞれ拾ってみます。


まずGoogle

「インターネットの波には逆らうな」:グーグルCEO、英保守党大会で講演 - CNET Japan


"Schmidt氏は、「インターネットは知識の民主化を促している」と述べ、さらに次のように続けた。「しかし、インターネットは発展途上の段階にある。今、インターネットは初めて力を試されている。各国政府もインターネットへの対処法を必死に模索しており、また、プライバシー問題など、多くの懸念を抱えている」

 規制は魅力的な手段だが、規制ではインターネット上で溢れる情報の波を抑えることはできないだろう、とSchmidt氏は指摘した。

 「インターネットの波には逆らうな、というのが私の助言だ。再三述べている通り、人々はインターネットが拡散的なものであることを忘れ、インターネットによって全ての情報が入手可能になると必死に情報を隠そうとする」とSchmidt氏は警告した。"

次にMicrosoft

「ChangeではなくTrance Formation」--マイクロソフトが語る次世代エンタメの世界 - CNET Japan


"これら使い勝手の良さと高品質をテーマにしたサービスを、同社の時期OS「Windows Vista」でも重要と捉えて対応することを宣言した上で、次世代のデジタルエンターテインメントは「圧縮技術」「著作権管理」「制作ツール」「機能の開発キット」「配信システム」「標準化」などが重要なキーワードで、そのいずれの部分でもマイクロソフトは最適なサービスを提供しており、また、提供予定であると示唆した。

 最後に、「日本で、そして世界へ」の要点について、日本独自の有望なデバイスとして「携帯電話」、同コンテンツとして「アニメーション」があることを指摘。その対応を行う一方、次世代デジタルエンターテインメントは各パートナーとの協力が非常に重要になることから、そのために同社が最大限の準備をしており、努力をする姿勢にあることを強調した。具体的な事例としては、同社がディスク製造会社のメモリーテックとアニメーションの動画画質最適化における技術協力で10月4日、合意したことを発表した。"

そして、Yahoo(Japan)。

「インターネットの成長は終わらない」--リビングに進出するヤフーの意気込み - CNET Japan


" Yahoo! Everywhere構想は、PCやモバイルで利用しているヤフーのサービスを、テレビやカーナビ、ゲーム機、セットトップボックス(STB)などを経由して利用できるようにすることで、場所の制約を受けず、利用シーンに応じて最適なインターフェースでサービスを提供していくというもの。ヤフーが提供するアカウントサービスYahoo! Japan IDを利用することで、機器に制約されずにユーザー向けにカスタマイズされたサービスを利用できるようになる。"


で、これらを読んで思ったんですが、いずれもBlog界での反応がイマイチなのではないか?ということ。
現時点でそれぞれCNET JapanTrackback数が1件、0件、0件です。
読者層の興味に偏りがあるのかもしれないし、トップページでの表示位置やタイミング、他の話題との兼ね合いもありますから、一概には言えないんですが、このメンバーの講演に対する反応としてはちょっと少ないですよね。

なぜこう感じるのかというと、Appleスティーブ・ジョブズの講演や、PS3久夛良木さん、Wiiの岩田社長の際は、数十のTrackbackが瞬く間に付くからです。

それぞれそれりに意味のあることを言われているんですが、正直ドキドキワクワク感が伝わってこないのが原因ではないかと思います。特にYahooは新サービスの発表でこの反応の少なさはまずいのではないかと思います。たぶん戦略的には正しいけどあまりに正しすぎてちょっとおもしろみに欠けるから!?でしょうか。きっと中身はすばらしいものだと思うので今後に期待です。

綿密な調査ではありませんが、ブログ界の注目はこちらの方に向いているのではないか、という気がします。



#追記
もっともGoogleの『smash』に関する記事は既に多くのTrackbackがついている様なので、Googleに対する興味はやはり強い様です。

グーグル、「Google」ブランドを出さない検索サイト「SearchMash」を開始 - CNET Japan


" GoogleはSearchMashを使って、「Googleのブランド抜きでユーザーインターフェースのアイデアをテストするつもりだ。Googleのブランドというだけで、どういうわけかテストの結果が変わってくるから」と、Search Engine Watch.com編集者のDanny Sullivan氏は、米国時間10月2日付でブログに書き、「なかなか気がきいている」と述べている。"