GoogleのEC改善がひそかに

今日はエントリが遅れてしまいました。すみません。

あまり大きく報道されていませんが、GoogleGoogleBaseの機能を拡張しています。
Yahoo、ebay、Amazonといった大手ECサイトに出品している情報をそのまま登録できるそうです。

これによって何が可能になるかというと、ユーザ(出店者)はより多くのリーチを獲得できる道が広がり、Googleにしてみればこれらの競合サイトからトラヒックの流れを持ってくることができるわけです。

米Google、Yahoo!Stores向け在庫情報をGoogle Baseに登録するツール


Googleは2日(現地時間)、ネットショップのオーナーがYahoo!Storesなどに出している商品情報をGoogleBaseに簡単に登録できるツール「Google Base Store Connector」を公開した。

Google Base Store Connectorは新しいGoogle Base Data APIを利用したツールで、WindowsXP/2000に対応する。インターネットモールとしてはeBay Stores、Amazon zShops、Amazon Marketplaces、Yahoo!Storesに対応している。店舗オーナーは、在庫情報をそのままGoogle Baseに登録できるため、それぞれの店舗だけでなく、Googleからも新しいトラフィックを誘導できるようになる。

Google Base Store Connectorを使って登録できるのはタイトル、画像、説明、そしてそれぞれのアイテムの属性情報、例えばサイズ、色、ブランド名などが登録可能だ。Google Baseを使って検索する人は、この属性情報を使って絞り込み検索を行なうことも可能だという。

これまでGoogle Baseにデータを登録するためには、在庫情報を別途CSVファイル形式などに変換し、手動でアップロードする必要があった。このツールの登場により手間が大幅に省けることになる。


GoogleやYahoo等の大きなシェアを持つ検索エンジンはその検索結果ランキングによってトラヒックを誘導できるので、自分のサービスを有利な立場に持っていくことも可能なわけですが、こういうやり方をすると検索エンジンそのものの評判を落としてしまいます。

今回のGoogleのやり方はユーザのためになるフェアなやり方だと思うので好感が持てます。こういうのはうれしいですね。


一方、日本では、Yahooのランキングで楽天が落ちているという噂があります。
真偽の程は定かではありませんが、結果的にはYahooショッピングの方が優遇されている様な気がします。(ある程度は当たり前ですが)
楽天ほどのサイトでも検索エンジンの影響は非常に大きいと思いますので、今後の楽天の動向に注目ですね。

web2.0とブログの可能性


ヤフーはYahoo!ショッピング楽天に勝利できなと確信し、ある仕組みを思いつく。それがYSTのアルコリズムの変更。第1階層独自ドメイン優位の検索表示順位にする仕組みを取り入れ、楽天店舗をYahoo!検索から締め出した。相対的に集客力は弱まり「いやがらせ」は成功している。

※↑ちょっと言葉が過激ですが、悪く言っているのではなく分析されているというだけです。