Adobeの他にもあるよ新しいウェブビジネス
AdobeがGoogleをライバル視してWebサービスに参入するのには驚きましたが、もっとおもしろいビジネスを知りました。
ご存知でしょうか。SkillGroundというオンラインゲームです。
SkillGround: Real Games. Real Money.
http://www1.skillground.com/sg/index.do
オンラインといってもゲーム自体はブラウザ上ではなくダウンロードして利用する様ですが、何がおもしろいって、『賭けゲーム』なんです。
1対1か、多人数によるゲームで、勝者が掛け金を取るといった感じです。主催者(プラットフォーマー)たるSkillGroundは参加料で儲けるモデルの様です。ゲーム自体は無料で楽しめるモードもあり、賭ける場合は参加料を取るという仕組みです。腕に覚えのあるゲーマーならばとても魅力的かもしれません。
『Play for Cash』『Play for funs』と2通りのコンセプトを打ち出しています。
『運ではなくSkill(スキル、技術)による勝負なのでギャンブルではない』と言っています。提供会社はアイルランドにあり、国によっては法律によってこういった類いのゲームは禁止されているそうです。米国も州によっては禁止されています。米国が法律によってイノベーションで他国に遅れるなんて珍しいですね。
まだ世界的な規模にはなっていませんが、こういったビジネスが盛んになって、例えばNintendoDSやWii、Playstation3といった主要なゲームPFで賭け対戦ゲームが実現されたらこれはエラいことになりそうです。
是非の議論はさておき、新しい動きですね。
※AdobeがなぜWebアプリかと思いきや、Macromedia(Flash提供社)を買収しているので、Web系の技術も持っているのでした。
Adobeでは、オンライン版のマルチメディア機能や製品を投入するなか、Photoshopやビデオ編集スイート「Premiere Pro」などの製品の専門知識を利用し、それをMacromedia買収で獲得したウェブ開発のノウハウと組み合わせていく意向だ。