キャバ嬢が奥さんよりハイにさせてくれる理由

の好きな梅田さんと海部さんが、とっても素敵なことを言っている。ポイントは複数あるが『人を褒めろ』という点が好きだ。

My Life Between Silicon Valley and Japan - 直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070317/p1

Tech Mom from Silicon Valley - どっちつかずの子供になれ! --- 私が子供をアメリカで育てようと決意しつつある理由
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20070318/1174178458


するに、『どうやれば人は力を発揮できるか』『どうすれば人はしあわせになれるか』ということを言っているのだと思う。

ここでいう『褒めろ』とは、会議で反対意見を言うなという意味ではないし、皆で推敲している時に細かい点を指摘するなという意味でもない。どうやった方が生産的か、どうやった方がうまくいくか、ということだ。しかも、言う自分も言われる人も気分がよくなる。しあわせになれる。

建設的な批判はもちろん必要だけれど、批判ばかり受けているとどうしても人は沈んでしまう。本来持っているエネルギーまで発揮できなくなってしまう。自分を信じる力が弱くなって、信じることによってできるかもしれない実現力が下がってしまう。これを防ぎ、力を発揮するには『褒める』ほうがいいということだ。


とつ例として、キャバ嬢と奥さんを考えるとわかりやすい。
世のお父さん方がキャバクラにストレス発散と癒しを求めにいくのは何故か? キャバ嬢は何を言っても『すごーい!』『かっこいい!』と褒めてくれるからだ。気分がよくなる。一方、奥さんは建設的な意見ももちろんあるが、ともすれば細かい批判もありがちだ。もっともな意見だとしても気持ちは沈む。

褒めることも批判することも両方必要だが、どっちがエネルギーを与えるかということは明らかだ。


人はどちらかというと批判する方に偏りがちなので、『褒め過ぎ』くらいがちょうどいいと思って、行動したい。なにより自分も他人もしあわせになれる。


「ほめる」技術

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