ありえないがありえない
「数学的にありえない」という本がおもしろい。Life is beautifulの中島さんが紹介していたので読んでみたが、見事にハマった。
「量子力学」「相対性理論」等の高度な学説がちりばめられているので、あながちフィクションとも言いきれない根拠が興味深い。
- 作者: アダムファウアー,Adam Fawer,矢口誠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/08/28
- メディア: 単行本
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ここから先は内容に触れてしまうので、まだ読んでいない人は読まないでください。
不思議なことに、この本で書かれている例の学説と非常に近いことをちょうど1年近く前から考えていた。似た様なことを考えている人が世界のどこかに必ずいるというのはよく言われることだけれど、いざそうなると実に不思議なものだ。これこそまさに「すべてのとき」にアクセスしていたということなのかもしれない。
インターネットは未来のことは書かれていないけれど、過去の世界中の叡智が集結されてきているという意味では、半分「すべてのとき」の様なものになっていくのかもしれないと思う。