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 フトバンクが開始したサイバー大学の、出席率が驚くべき数字を出しています。

サイバー大学、驚異的な出席率の理由は「学生のコスト意識」


" 「サイバー大学では入試時に学力試験は行なわないが、遊び半分で入学する生徒はいない。普通の大学では出席を強要しなければ顔を出さない生徒も多く、私が受け持っていた授業では、出席率が3分の1に満たないこともあった。しかし、サイバー大学では非常に熱心な学生が多く、出席率は5月27日現在で平均9割を超える。これは驚異的に高い数字といえる。」(石田氏) "

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/07/30/16487.html


 24時間受講できるそうなので、その影響もあるかもしれませんが、いずれにせよ9割というのは既存の日本の大学の実態を考えるとすごいことですね。

 梅田望夫さんと茂木健一郎さんの共著「フューチャリスト宣言」に書いてありましたが、既存の大学は物理的な制限(教室の広さ等)によって人数制限をせざるを得ません。一方、ウェブを利用したeラーニングならばいくらでもスケーラブルにできます。世界一の教授の授業を何万、何十万人の人が受講することもできるはずです。皆がレベルに応じて好きな教授の授業を柔軟に動的に専攻できます。となれば、大学受験というものは必要なくなる可能性すらあります。

 このサイバー大学の試みは、既存の大学の在り方が変わる第一歩になるかもしれません。