Googleとmixi提携の本質とは?
mixiやMyspaceがGoogleが提唱するSNSのAPI規格「Open Social」に賛同するそうです。
< a href="http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20360227,00.htm">mixi、GoogleのSNS共通規格「Open Social」に賛同:ニュース - CNET Japan
ミクシィは11月2日、米国Googleが提供するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)情報参照の共通規格 「Open Social」に賛同する意向を表明した。同社が運営するSNS「mixi」で現在稼働中のウェブAPIを、Open Social仕様に調整して順次公開する予定だ。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20360227,00.htm
この引き金となっているのは、やはり米国でいち早くAPIを公開し、爆発的に人気が拡大しているFacebookの影響が多いと思われます。FaceBookはもともと学生向けのSNSで、加入が制限sれていることもありMyspaceに大きく水を開けられていましたが、いまやウェブの新OSと言われるほどの成功をおさめています。
先日このFacebookへの買収・出資競争で、GoogleはMicrosoftにとられたため、この動きを採るに至ったのかもしれません。
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同社は、「今後も、標準技術を用いたmixiの外へのウェブAPI提供にとどまらず、サードパーティがアプリケーションをmixiの中で自由に構築・運営できるようなプラットフォームを築いていきたい」としている。
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標準化することで、開発者はそれぞれのSNS向けに別々のプログラムをつくらなくても、簡単に複数のSNS向けのマッシュアップが可能になるので、関連市場が活発化する可能性があります。逆に、一様に決めてしまうことで、可能性が制限されてしまうというデメリットもあるかもしれません。これは、この件に限らず、「標準化」の光と影の部分なので、つきまといます。さてはて、この標準化の+とーをどうマネジメントしていくかが見物ですね。