相対性理論の先へ

 
 間とは何か? なんてたいそうな疑問を考えています。 アインシュタインは時間と空間は絶対的なものではないと証明しました。高速で動いている人(モノ)の時間はそうでない対象に対して遅れるんだそうです。つまり時間があまり経たない、短くなるんです。誰にも共通な一分、一時間というのはないんですね。不思議なものです。

 そんな科学がすきなので、時間とは何か?、なんてことを日々考えています。で、考えがまとまりました。

 時間が経つとは何か変化が起きるということです。そして、変化が起きるにはなんらかの力が働く必要があるということです。力がないと何も動かないし変化しないですからね。そして、力を起こすにはエネルギーが必要です。となると、時間とはこれすなわち力ではないかと。力によって起きる変化こそが時間の正体だと思うのです。だから力の全く働かない世界(あらゆる原子も電磁気も質量もない世界)では時間は止まっているはずです。逆に、力の大きく働く世界では変化が大きい(時間は短い)はずです。

 そして、力を与えるとは、エネルギーの移動です。例えばボールを投げる時、人がボールにエネルギーを与えているから動くのです。エネルギーの移動が起こっています。これは見方を変えると、周りと比較してエネルギーの高い物体が移動するとも言えます。周囲と同じエネルギーであったら動かない。同速度の車同士ではお互いが動いていない様に見えるのと同じです。そう考えると、周囲とのエネルギー差が力となり物体を移動させるのではないか。そして、移動とは空間が動くということであり、アインシュタイン一般相対性理論によると、すなわち時間の変化であり、彼の考えとも一致します。

 要するに、アインシュタインは時間と空間の相対性を言いましたが、その原因となるものは力であり、周囲とのエネルギーの差が生み出す”ズレ”なのではないでしょうか。このズレ(歪み)が時間と空間を生み出しているのです。

 アインシュタインは光速より速いものはなく、それに近ければ近いほど時間が遅れる(周囲と比較して短くなる)と言いました。そんな超高速ロケットを動かすには大きな”力”が必要です。これだけの力を持つロケットは、すさまじいエネルギーを持つ(周囲とのエネルギー差が大きい)はずです。そのズレがロケットを移動させ(空間を創りだし)、ズレが大きければ大きい程、空間は長く時間は短くズレていく。移動しているというより、空間と時間そのものを創りだしていく。相対性理論の本質は、こういうことだと考えられる。時空の相対性、いや時空そのものが力(エネルギーの差)によって生まれている。




 #論文や学会で発表すべきかもしれないが、Webの方が速いと思い書いた。この文章は大きなエネルギー持っている。このエネルギーが空間を瞬く間に移動し(空間を創りだし短時間で)この情報はひろがっていくだろう。