続・言葉の力について

引き続き言葉の力についてです。

言葉がなぜ力を持つのか考えてみたんですが、
それはきっと人は言葉によって頭の中と外の世界をつなげているからです。
言葉が橋渡しをしていると思うのです。

頭の中で何かを考える時は必ずといっていいほど、言葉を使って考えていると思います。図のようなイメージで考える時もあると思いますが、イメージだけを考えているでしょうか? 必ず言葉も一緒に考えていると思います。
そういった頭の中で考えているあれこれを人に伝える時に使うのが言葉です。身振り手振りで伝えることもありますが、身振り手振りをしようと思う時、身振り手振りを見た相手がそれを理解する時、
言葉を頭の中で使っていると思うのです。

つまり、言葉がないと自分の意識や考えを外に出したり、反対に外から受け取って理解することができないのです。
これってすごいと思いませんか?

意識の世界と外界をつなぐのが言葉なんです。
だからよく『目標を紙に書くと願いが叶う』と言うのだと思います。紙に書くというのは、要は意識にあるものを外界に出すということです。これによって自分の考えと現実が結ばれる第一歩ができるという訳です。

こういうのは原理を解明する必要はないと思うんですが、言葉が力を持っているというのを意識して、素敵な言葉を日々使うように心がけるのは良いことだと思います。