ワールドカップを見ながらうたた寝しない方法
今日はワールドカップを見ながらついつい寝てしまう人達へ。
ワールドカップはおもしろいのだけれど、ついつい試合の途中で寝てしまい、肝心な所を見逃したり、イマイチ充実して見ることができない人は多いと思います。そんな人達に画期的な方法を。
やり方は簡単で、眠くなったら『さくらんぼ』を食べるんです。
今の季節は新鮮なさくらんぼが収穫されているので、スーパー等で並んでいると思います。
これを買って来て冷蔵庫で冷やしておき、深夜ワールドカップを見ていて眠くなったら、お皿にいっぱい盛った冷え冷えチェリーを食べながら見るんです。
するとあ〜ら不思議。さっきまでの嘘の様な眠さが取れていきます。
本当なんで、騙されたと思って一度やってください。
サッカーはおもしろいですが、さすがに連日深夜1時や4時の試合を見ていると疲れがたまってきます。
でも、せっかく4年に一度の世界的なお祭りだし、生で観たいですよね。
さくらんぼ1パックでとても快適に観る事ができるんです。 是非やってみてください。
理由はこんなところかな、と思っています。
- 何か食べると人間は起きやすい
- おなかにたまらないので、負担をかけない
- ビタミンが豊富なので、疲れがとれる
- 適度にすっぱいので、穏やかに目が覚めやすい
- 目に鮮やかなので、気分が晴れる
- 冷たくて気持ちがいい
- うっかりすると種を食べてしまうので、無意識のうちに工夫をして食べていることから、脳が覚めやすい
- 2つセットになっていたり、色がそれぞれ異なったり、飽きさせない工夫がある
- いくら食べても飽きにくい味である
- 舌で種をいじったりして、五感を刺激することができる
- 手があまりベタベタしないので食べやすい
- ひとつずつ食べて種を捨てるという行為があるので、手を頻繁に動かすことになる
等です。
さて、多くのブログで書かれている様に、日本の試合時間が経済論理によって現地で暑い時間帯に変更され、体力的に厳しい試合が続いたという不運もあった様です。
試合後のジーコは怒っていた。
こんな暑い中試合をするなんて。テレビ局の都合だが。
ピッチの上は35度を軽く越えていたはずだ。恐ろしいことに
グループFのすべての試合で、現地15:00開始という酷暑の試合は二試合だけ
で、かつ
その二試合はすべて日本戦
なのである。意図的なものを感じる。
日本が入っているグループFの全試合のうち、最も暑さの酷い「15時開始」(日本時間22時開始)のゲームが2試合あって、その2試合とも日本戦だった。なんでそうなったかというと、「その方が、(FIFAから放送権の販売を受託し、交渉を担当している)電通が儲かるから」、という話なのだ。
ブラジル戦だけはブラジルの都合を曲げることができなかったらしいが(だから涼しい21時=日本時間の午前4時開始)、オーストラリア戦、クロアチア戦は、15時から。つまり、日本時間では、準ゴールデンタイムの22時に突っ込めたって寸法よ。視聴率バンザイ。
だから負けた、とはもちろん言えませんが、試合内容は悪くなったとは言えると思います。
経済が世の中を悪くするなんてことは絶対にあってはいけないことだと思いますが、この試合時間の問題はどうすべきだったんでしょうか?
僕は儲けるのが悪いことだとは思わないんです。それによって色々な事に影響を与えることもあると思うんです。ただ、うまく工夫すればいい影響を与えてかつ儲ける方法があったと思うんです。その工夫がちょっと足りなかったんではないか、と思います。
試合時間に影響を与えることができる存在があったとして、選手、監督、サポーター、他国、メディア、スポンサー、サッカー協会等のステークホルダー皆の利益を最大化する方法がきちんとあったと思うんです。
今回の例は、メディアやスポンサーのことを考えて、選手や監督やサポーター、もっと言えばサッカーそのものをあまり重視しなかったということが批判になっているのだと思います。
例えば、事前に監督や協会に相談していたとしたらどうでしょうか? あるいは、今回時間帯を変更したことで、日本の応援の量は間違いなく増えたわけですから、その応援を中継して選手に届けて励ます、そんなプラスの価値を生むこともできたと思うんです。
『善は微に入り細にわたって行わなければならない』と河合隼雄さんが言われたことがあるんですけど、何か良いことと思ってやっても、副次効果が悪い方向に出てしまうことってあると思うんです。だからこそ、大きな力を持っている人や企業は、ステークホルダー全体の利益がきちんと最大化されるように、しっかり工夫してビジネスモデルを立てなければいけないな、と思います。