メジャーがはてなに追いつく日

[はてな]メジャーがはてなに追いつく日



近藤さん(id:jkondo)や梅田さん(id:umedamochio)の記事で話題になっている、はてなアメリシリコンバレーへの進出についてです。
進出というより、第二のはてながデビューするといった感じですが、是非頑張ってもらいたいものです。
私は、この『はてな2』が成功すると確認しているんです。それは・・

by ITmedia 『はてな、アメリカへ』


はてな村」――はてなのユーザーコミュニティの独特さ、小ささを揶揄するこんな言葉がある。日本の小さな村で終わらせたくない。「はてな村を全世界標準にして、誇れるようにする、というのが目標」

 はてなのサービスには、独創的なアイデアが詰まっている。独創的、裏を返せばマイナー。誰もが使う標準サービスになり切れない。

 例えばはてなダイアリーキーワードリンク。ブログに書かれたキーワードに自動的にリンクが張られ、クリックするとユーザーが作った辞書に飛ぶ。慣れると便利な機能だが、「こんなマニアックな機能がついているせいで、はてなダイアリーはとっつきにくい」と言われることも多い。

 だがこれが、トラックバックのような世界標準になれば、ユーザーにも胸を張って利用を薦められるし、世界中の人に使ってもらえる。「これが世界中が騒ぐ次世代のブログですよ」、なんて言えるかもしれない。

 「ぼくたちが標準化の競争に勝つかどうかで、ユーザーさんを亜流に入れるか、次の本流に上げるのかが決まる」


このITmediaの記事にある通り、近藤さんは、僕ら『はてなユーザー』のことを考えていてくれるからです。
きちんとお客さんのことを考えている人は必ず成功します。近藤さんは、会社が何をやるか決まる前から、お客さんのことを考えています。これってすばらしいですよね。


しかし、シリコンバレーでやることで、かえってシリコンバレー風(Technology重視)になるかもしれません。
この記事で書かれている『はてなのサービスには、独創的なアイデアが詰まっている。独創的、裏を返せばマイナー。誰もが使う標準サービスになり切れない。』という傾向が強くなるかもしれません。
一方、海外発というブレンドにより、『国際標準』、『アメリカで流行っている』に弱い日本人の心を突き動かすかもしれません。


これがどうなるかはわからないんですが、短期的な結果をあまり気にせずに頑張って欲しいものです。素晴らしいミッションがあれば、必ず成功できます。近藤さんのミッションは素晴らしいと思います。
『独創的』というのは、『周りがまだ追いついていない』だけです。その意図する心が素敵なものならば、かならずいつかメジャー(マジョリティ)が追いつき、それがマジョリティになります。


そのいつかが、1年後か、3年後か、50年後かは問題じゃありません。遅ければ遅い程、自信をもってください。『俺たちは進んでいるんだ』と。『方向性は間違っていない』ことを信じて下さい。
志をそのままに頑張って欲しいものです。応援しています。