次世代のユーザインターフェース

今日はユーザインターフェースについて。

ここ数年のIT分野におけるユーザインターフェースとしては、ダントツで、スクロールタッチホイール(iPod)が画期的だったと思いますが、それを開発したSynapticsという会社の訪問記事と写真があります。

CNET Japan『iPodスクロールホイールを開発したSynapticsを訪ねて』


 CNET News.comが先ごろ、Synapticsの本社(カリフォルニア州サンタクララ)を訪問した際に、注目すべきコンセプトデザインを何点か発見した。これは将来、PCで人気を呼ぶことになるかもしれない。



展示されていたキーボードの右側には、顔文字用の小さなボタンがついていた。これにより例えば相手の気に入らない要求に対して感情を表現しやすくなる。




音量調整したりやテレビチャンネルを変更したりするためのスクロールホイールを搭載したリモコンの開発にも取り組んでいる。




ディスプレイメーカーと協力してノートPCに、電子メールやカレンダー、電話帳を閲覧可能なサブディスプレイを搭載しようと試みている。すでにサブディスプレイを搭載しているノートPCもあるが、Synapticsはこれにタッチパッド機能を追加して、アプリケーションをスクロール表示できるようにすることを目指している。

iPodに初めて触れた時の感動がまたやってきそうでワクワクしますねー。
これそのままでも面白い製品ができそうですが、iPodAppleがやった様に、デザインや機能の方向性が製品コンセプトが一致して初めて美しいユーザエクスペリエンスになると思うので、そういった触媒をどんなプレーヤーが果たしていくのか、楽しみです。

個人的には、TVでPCをいじる、PCでTVを見る、こういったメディアコンバージェンス時のインターフェースにチャンスがあると思っています。まだまだこれからの分野ですからね。