Yahooウィジェットの将来形 笑

　今日もいらっしゃいませ。
YahooJapanがウィジェットサービスを開始しました。米YahooがKonfabulatorという会社を買収し、米国では既に提供されていたものが、日本でもスタートしたという位置づけです。Macをご存知の方は、MacOSXのパクリじゃん、と思うかもしれませんが、どちらが先かは色々議論がある様です。

買収時の記事はこちら。

by CNET Japan『ヤフー、ウィジェットエンジンの「Konfabulator」を獲得』

Yahooは、サードパーティーの開発者による同社サービス向けの新アプリケーション開発を加速させる動きのなかで、ウィジェットエンジンのKonfabulatorを獲得した。

　Konfabulatorは、WindowsあるいはMacintosh上でウィジェットと呼ばれるサイズの非常に小さいアプリケーションを動かす JavaScriptのランタイムエンジンだ。Konfabulatorは、2003年に創設されたPixoriaという新興企業が保有している。

提供開始情報はこちら。

by CNET Japan『ヤフー日本法人もついにウィジェットを開始--まずはカレンダーなど20種を公開』

ヤフーでは、Yahoo!ウィジェットを提供する狙いについて、「ブラウザ以外でにもユーザーと接点を持とうという『Yahoo! GO』戦略の一環」と説明する。ウィジェットであれば、ブラウザを利用していないときでも常にデスクトップ上に表示されるため、ユーザーにより頻繁にサービスを利用してもらえるようになると期待しているのだ。

by ITmedia 『ヤフー、「Yahoo!ウィジェット」の提供開始』

Yahoo!ウィジェットを使うためには、まず「Yahoo!ウィジェットエンジン」をダウンロードする必要がある。「Yahoo!カレンダー」、「Yahoo!ノートパッド」など10種類のウィジェットが、Yahoo!ウィジェットエンジンと同時にインストールされる。
（中略）
　ヤフーは、ウィジェット開発のためのツールも公開しているので、個人がオリジナルのウィジェットを開発することも可能。ウィジェットを開発したらウィジェットギャラリーで公開できる。

で、サービススタート早々になんですが、これの将来像を考えてみます。笑

それは、ウィジェットがデスクトップアプリではなく、物理的に別のデバイスで利用されることです。
例えば、写真立てにFlickrの画像を表示させる、なんて製品がもうありますし、LEDキーボードにRSSニュースが表示されても楽しそうですよね。電子ペーパーが普及したら、クレジットカードや社員証に情報がリアルタイムに更新されて表示される様になるかもしれません。
マウスパッドでも時計でも指輪でもアクセサリーでも洋服でも。ウェアラブルコンピュータなんてのが以前話題になりましたが、もっと便利でクールなユーザエクスペリエンスが提供できれば、本当に普及してもおかしくありません。

無線LANチップはSDカードサイズにまで小さくなりました。まだまだ小さくできるでしょう。さてさて、無線LAN＋電子ペーパー＋RSSで、楽しいリアルウィジェットが色々考えられそうです♪