アップルの It’s showtime!
今日も読んで頂いてありがとうございます。じょじょに読者数が増えてとてもうれしいです。
さて、今日は久しぶりにアップルについて。９月１２日にまたもや特別なリリースイベントが開催されるそうです。
by CNET Japan『ついに届いた、アップルからの「招待状」--12日にイベント開催へ』
招待状には具体的に何が発表されるのか書かれておらず、Appleの関係者にコメントを求めたが返事を得られなかった。だが、メールに添付された画像ファイルは、Steve Jobsの関心がHollywoodに向かっていることを匂わせる内容になっている。Appleのロゴに「It's Showtime」という言葉が添えられ、そこにスポットライトがあてられているのだ。
ここ数カ月間うわさされてきたビデオ機能のさらに強化された新型iPodに伴って、iTunes Music Storeに映画部門が新設されるのではないかと、さっそく予想する人が多い。Appleが現行のiPod製品を発表してから何カ月も経過している。新型のビデオiPodや、「iPod nano」の新バージョンが発表されるのではないか、と予想する向きが多い。
ちょっと意外なのが、同時に新iMacが発表されているんですよね。（最大50％高速化--アップル、Core2 Duo搭載24インチiMacを発表）
メイン製品のひとつであるiMacはもう公開しちゃった。先月WWDCでハイエンド向けのMacProも新OSのLeopardも見せている。
となると・・・これはもうiPod関係しかないだろう、と予想されるわけです。
そこでこんな記事がありました。
by ITmedia『AppleとAmazon、それぞれ映画配信サービスを発表へ』
この件に詳しい情報筋によれば、Appleは映画ダウンロードサービスを始動するほか、近く、同社の携帯音楽／ビデオプレーヤー「iPod」の最新のラインアップを発表する計画という。早ければ来週にも発表予定のデバイスのなかには、ストレージ容量が増大されたビデオiPodも含まれる。ビデオiPodの現行のハイエンドモデルは、最大150時間分のビデオを保存できる60ギガバイトのハードディスクを搭載している。さらにAppleは、同社の人気ナンバーワンのプレーヤーである「iPod nano」の新バージョンを明るい新色で発表する予定だ。
iPod nanoがiPod miniの様なカラーと素材で発売されるとか、本体全体がディスプレイのiPod videoが開発されるとか噂がありました。さぁ、今度はどんな夢を見せてくれるんでしょうか。ワクワクします。
で、このニュースを聞いて思ったのが、アップルの場合、プレスリリースは宣伝ではなく立派な付加価値なんだなぁ、ということ。まだ見ても聞いてもいないし買うとも決めていないのにこんなにワクワクさせられる。広告自体が商品価値を高めているわけです。先日のエントリ『さすが世界最強企業と戦うだけのことはある』でサイボウズの社長さんが言っていた様に、本当に広告っていうのは付加価値なんだなぁと認識させられました。
単なる宣伝ではない。買う人もそうでない人も楽しくなる。すばらしいマーケティングだなぁ、と感心させられます。ありがとうアップル。
