久しぶりにおもしろいハードウェア技術

シャープ液晶

 今日はハードウェア技術でおもしろいものを紹介です。

ユーザインターフェース(UI)に注目をしている私としては、ソフトばかりでハードのイノベーションが少ないのを寂しく思っているで、うれしい限りです。

ITmedia News:1台で3画面を同時表示する「トリプルビュー液晶」、シャープが開発


" 液晶ディスプレイの視野角を制御することで、異なる画面を同時に表示する。視野角制御技術は、裸眼立体視が可能な3D液晶技術がベースになっており、トリプルビューでは、画面の上に設けた「視差バリア」をさらに工夫し、光を3方向に分離できるようにした。

 " 例えばワンボックスカーの車内で、運転者はカーナビ表示を確認し、助手席では観光スポットなどのドライブ情報を検索、後部座席ではDVDを楽しむ──といった1台3役が可能という。看板に使えば、通行者の進行方向によって3つの店舗情報をそれぞれ表示することもできる。"

これを利用したアイディアをいくつか。

・上司の席から見ると仕事をしている様に見えるディスプレイ
・会議で向かい合っている両者がお互いに正方向で見えるタブレットPCディスプレイ
・PCに備えられたWebカメラと連携して3面鏡の様に向きによって映る方向が変わるディスプレイ鏡
・座る位置によって字幕が変わる(英語・フランス語・日本語等)映画館
・対戦ゲームで、Player1と2のどちらでも好きな左右のサイドでプレーできるサービス
・左右それぞれ見る向きによって違う画面が楽しめるアーケードゲーム


こんなのどうでしょうか。