Googleのもっと素敵な取り組み

今日もGoolgeの件です。YouTube買収がまだまだ話題ですが、そんな中、こんなニュースに考えさせられます。

グーグル、教師向けのリソースサイトを開設--グーグル認定教師の取得コースもあり - CNET Japan


"米国で新学年が始まって数週間が過ぎた米国時間10月11日、検索エンジン大手のGoogleは、幼稚園から高校までの教師を対象に、同社のアプリケーションの授業での利用法を教えるリソースガイドの提供を開始した。

 「Google for Educators」と名付けられたこのサイトには、Bloggerのような同社サービスの使用方法を説明する動画や、「Google Earth」のようなアプリケーションを利用した授業計画の紹介、「Google Certified Teacher(グーグル認定教師)」となるためのトレーニングコースへのリンクなどが掲載されている。トレーニングコースは、テクノロジーについて学びたい教師のために設けられたパイロットプランだ。

なるほど、言われてみれば、Googleのツールは検索を始めとして教育向けにも活用できるものばかりです。
社会でGoogleMap、GoogleImageSearchで理科、先日発表されたGoogle Docw&Spreadsheetsで、国語や数学、といった風に。翻訳ツールもありますから、外国語の勉強もできますね。 笑


教育ビジネス、特に子供向けのそれは将来への投資にもなるのでビジネス的にも良いものだと思われますが、それより何より、教育に関する感謝の気持ちが感じられる点が素敵です。きっと創業者(たしか二人とも親が学者)が、教育に対して深い敬愛の気持ちをもっているんでしょうね。

何かを受けたらそれ以上の感謝やありがたみの気持ちを返すって、人間関係の基本でもあり、ビジネスの極意でもあると思うんです。何かしてもらったら感謝を返す。具体的な行動やモノが返せるにこしたことはありませんが、感謝って1円もかけずにそれ以上の価値を返すこともできますよね。よく成功本には必ず『感謝が大事』とうい様なことが書かれていますが、それはこういうことなんでしょう。感謝ってされた方はうれしいんですよねー。また何かしてあげようって気が沸いてきて、素敵な感情の循環が回りだすんです。

人に何かをしてあげて感謝された時って、その何かにコストがかかっていたとしても、損したなんて思わないですよね。むしろ、してあげた方も得をした気分になると思います。そんな経験ありませんか? これこそしあわせの循環なんです。
ますます何かしてあげたい存在になっていくんですから感謝上手はもう絶対に成功するんです。


このGoogleの計らいは、きっと先生や生徒達に素敵な感情を与えて、きっとそれが巡り巡ってGoogleや世の中にしあわせをひろげていく様な気がします。


YouTubeへの莫大な投資よりも、その後に行われたこのささやかな取り組みに、Googleが皆に好かれる理由を見た気がしました。