プレステ4案

週末も読んで頂いてどうもありがとうございます。 社会人の方は、週末にPCを立ち上げるのってちょっと億劫になったりしませんか? それなのにありがとうございます。


さて、前回のエントリでプレステ4時代にはゲーム機もサーバ側に置かれるのではないかと書きました。

しあわせのくつ - プレステ4時代は行列がなくなる!?


"しかし、仮にこれが実現できれば、ソフトやハード(ゲーム機)の販売コストや、製造コストを大きく下げることができます。ゲームは世界中の全ての人が同時にプレーしているわけではありませんから、ある時点で稼働していないゲーム機も多々あるわけです。そう考えると、常時使っていないものをひとつひとつ製造して販売するというのはあまりスマートではありません。サーバ側で機能を一括して提供することで、必要な人が必要なだけ使った方が効率が良い様に思われます。"


ここで、ちょっと別の考えを思いついたので、続けて書きます。

『ゲームは世界中の全ての人が同時にプレーしているわけではありませんから』というところにひっかかったんです。
確かにそうです。しかもゲームというのは欧米だけでなく、BRICs(Brazil、Russia、India、China)等の発展が著しい国でも広がっていくと思われるワールドワイドなものです。

ということは、ある国とある国では昼夜が逆転していますから、ゲームをプレーする時間がズレているはずなんです。ゲームをやる時間は学校や会社が終わった後や週末に集中しているでしょうから、時差があれば必ずピークタイムのズレがあると思います。

ということは、どこかの国のゲームをどこか別の国の人がネットワーク越しに使うこともできるんじゃないかなぁ、と思ったんです。みんながみんなゲーム機やゲームソフトを持っていなくても、誰か持っているけど今使っていないという人がいれば、それを使わせてもらえばいいですよね。

PCを使っていない時にネットワーク越しにPCの計算力を提供する「SETI@home」の様なグリッドコンピューティングと同じ様な考えです。


ニンテンドーDSPSPでは、ゲームシェアリングという機能により、WiFi経由でゲームを共有することができます。ソフトは誰か1人しか持っていなくても他の複数人で同じゲームを楽しむことができるのです。
これと同じ仕組みで、『使っていない時に誰かにゲームを貸してあげる仕組み』が提供できないでしょうか。あるいはゲームを遊んだ分だけお金を払うGaaS(Game as a Service ※SaaSの真似)とか。

ゲーム機やゲームソフトの販売会社としては、遊んだ人から適正にお金をもらうことさえできれば、必ずしもパッケージ販売にはこだわないでしょう。
どうせ物理的にみんなゲームの「貸し借り」や「売買」をしているんですから、プレステ4時代にはもっと合理的にネットワークを使って、ゲーム会社さんも正当な利益を得る形で「貸し借り」や「売買」ができないかなぁ、と思います。