検索三強提携ではっきりしたこと

今週もおつかれさまでした。 いい天気が続いて気持ちいいですね。

さて、GoogleMicrosoft、Yahooの検索三強が、サイト登録方式の統一化で手を結ぶそうです。

グーグル、ヤフー、MSが提携--ウェブインデックス作成機能を共通化へ - CNET Japan


" 検索エンジンの分野でライバル同士のGoogle、Yahoo、Microsoftが米国時間11月16日、提携を発表した。各社は、ウェブサイト所有者に対し、みずからのサイトがウェブインデックスに確実に含まれるようにする仕組みを提供する意向だ。

 3社は2005年6月から提供されているGoogleの「Google Sitemapsプロトコルを採用する予定だ。これを利用するとウェブサイト所有者は、自分のウェブページをGoogleに手動でフィードしたり、自分のサイトがクロールされたかどうかを確認したりすることができる。ウェブサイト所有者はこれまで、他の大手検索エンジンに対しても個別に同様のプロセスを踏む必要があった。

 しかし、今後ウェブサイト所有者は、一箇所にアクセスするだけで、一括して複数の検索エンジンにウェブページの情報を送ることができるようになる"

これで、既にインデックス数や精度は他社との差別化になっていないことがはっきりしたのではないかと思います。

かつて、Googleが登場したばかりの頃は、Googleの検索結果数がYahoo等と比較して圧倒的に多くて驚いたものでした。
検索フォームの下に、何億ページを登録してあると記載されていたのを覚えている方も多いと思います。
これが表示されなくなった頃、Googleのインデックス数にYahooが追いついたという噂が流れましたし、Microsoftも追いつくと強気の発言をしていました。実際は分かりませんが、検索対象数での違いはもうあまりないということなんでしょう。

これからは、ランキングはもちろん、パーソナライズ、UI、ブランド力等の勝負になってきそうです。あるいはマルチメディア検索、モバイル検索、翻訳等もそうですね。

今回の提携は、検索エンジンがひとつの時代を通り過ぎたと言う大きな出来事ではないかと思います。
そして、相変わらずユーザのことを第一に考えている発案のGoogleに拍手を。