Googleなら株価を予測できる？
ますます日本は寒くなってきました。なんでも口の中が乾燥して唾液の量が少なくなると、ウィルスが入ってきやすいそうです。マスクをしたり、飲み物やアメやガムで乾燥しない様にするといいです。
今日はドラクエ9がニンテンドーDSで発売される話題で満載ですね。一部ではPS3が見捨てられたという書き方もされている様ですが、決してそんなことはなくて、単に今のタイミングで最も勢いがあるハードを選んだだけだと思います。
スーパーファミコンやプレステ、プレステ2が登場したときも、どのハードでドラクエが発売されるのか注目されましたが、いずれもその時に一番勢いのあるハードで発売されてきました。勢いがあるというのは、ある程度普及台数が多く、かつ創作意欲が沸くハードという意味です。なので、今後Wiiやプレステ3、Xbox360で発売される可能性ももちろんあるのではないでしょうか。
さて、あまり取り上げられていませんがGoogleがGoogleFinanceを大更新した様です。
"予想通り 「Google Finance」が今日（米国時間12/12）、サイトのデザインを刷新し、機能にも大幅な変更を加えた。旧レイアウトのバージョンについてはホームページに詳細が載っている。複数株価の比較チャートもようやく使えるようになったほか、株価トップの商品は時価総額・株価・検 索人気度などに応じ分類することができる。Googleはさらに過去40年間の市場株価のデータを新たに盛り込み、何百万人ものYahoo Financeユーザーのために、また他サイトから乗り換えたい人のために、インポート用ツールも用意した。"
これでおもしろいことがわかったと思います。それはこれだけの数値データや関連ニュースを関連づけて分析できるGoogleであっても、株式市場を読み解く方程式はまだ創れていないんだということ。従来から金融業界では数値データから魔法の式を読み解く努力がされてきましたが、それは実現されていません。それに加えて、Googleはニュースやブログ等の関連情報も分析することができますが、それでもまだ夢の式は見いだせないんでしょう。
もっとも、仮にそんな式がわかったとしても、それは本当に冨を創り出すことにはならないのですが。なぜならば、株式投資というのは、それ自体で価値を直ちに生み出すわけではなく、流すべきところ（＝将来儲けそうな企業）にお金を流し、その結果その企業が価値を創り出して始めて一つのサイクルが完了するものだからです。つまり、株式市場を予測する式というのは、その企業が利益を生み出すかどうかの未来を予測するということなんですね。短期的には上り下がりを予測することですが、長期的で本質的な意味合いは、その企業が株価に見合った収益を上げるかどうかを予測するということです。
そう考えると、さすがにある企業が伸びるかどうかは財務諸表やニュースだけでは読めませんよね。もっとその会社の各プロジェクトの内容や、プロジェクトメンバーの詳細な情報、行動履歴がわからないと予測はできません。したがって、Googleでも株価の予測はできない・・・のか、あるいはもっともっと関連情報を分析する様になればいずれは・・・かもしれません。笑
