ユーザのことをもっと考える
ちょっと体調を崩して更新が遅れてしまいました。
さて、今日はコメント欄から知った「いしださん」のサイトについて。とても素敵なアイディアが書かれていました。
Crossing Fingers/クロッシングフィンガーズ: ユニバーサルデザイン:あるヒント
"先ごろ、まったく別のネットコミュニティに、それぞれ異なる人から、異なる種類の重度障害の子供さんが簡単にパソコンで遊べるゲームはないかという質問が寄せられた。
いくつかの返答の中に、これまた異なる人から同じ提案があった。
PowerPointを利用してはどうかというものだ。障害児用のゲームとPowerPoint?と思われるかもしれない。
使い方はこうだ。
PowerPointの各スライドに色を塗ったり、イラストを貼ったり、サウンドを貼ったり、アニメーションを貼ったりする。
そしてスライドショーにすれば、子供たちは、パソコンのキーボードや、ボタン1つの支援機器を使って、キーやボタンを押すだけで画面を変えることができる。
意味がわからなくても、ポンポン押して行くだけで色んな画面が出てくるので、楽しい。"
(中略)
PowerPointの例以外にも、開発サイドが知らないような所で、本人や周囲の人が工夫して、色々と開発サイドが想定していないような使い方がされている製品も多いと思う。そんな「現場の知恵」を開発サイドにフィードバックする道も、そしてそんな声を積極的に拾う動きも、もっと広がってほしいと思う。
毎日の様にPowerpointを触っているのに、全然こういう発想がありませんでした。目から鱗というか、恥ずかしいやら情けないやら。いしださんは、ウェブデザインやユーザビリティを仕事にされている方の様ですが、ユーザの心をずっと考えていればこういう発想にいきつくんでしょうね。すごいなぁと思います。
例えばWiiのコントローラーやゲームは今までにない楽しさを障害者の方に楽しんでもらえる可能性があると思います。
自分の仕事でも何か役に立てることがないか考えようと思います。