あなたのブログは『だ・である』『です・ます』どっち?
色々なブログを読んでいると、文体の違いが気になります。主に『だ・である』調と『です・ます』調です。
なんとなく前者の方が多いと思っていたのですが、試しにアルファブロガー一覧から上位20サイトを調べてみました。
アルファブロガー-ニュース
http://alphabloggers.com/modules/news/article.php?storyid=5
結果、『だ・である』調12、『です・ます』調8、でした。
サンプルが少ないので誤差の範囲かもしれませんが、著名な人のサイト程、『だ・である』調が多い様に感じます。
それぞれの特徴としては、『だ・である』調は、言い切り型であるから正しいことを言っている様に聞こえる反面、偉そうに聞こえるという一面もあると思います。一方、『です・ます』調は、丁寧な印象を受ける反面、やや自信や信頼性を低く感じる一面もあると思います。
両方のいい面をバランス良く表現している方もいます。『だ・である』調なのに、優しい感じを受けたり。『です・ます』調なのに、強い意志を感じたり。こういった人を参考にしたいなぁ、と思います。
それぞれ良さがありますし、もちろん文体以外にも内容によって印象は変わりますが、ひとつの表現手法として、どちらで書いているか注目すると、性格が見えそうでおもしろいかもしれません。
また、その他の特徴として、文末の言葉で出現頻度の高い言葉を調べてみました。
- より。
- ですな。
- なあ。
- なぁ。
- ね。
- どうぞ。
- してみよう。
- なのかな。
- しますが。
- 感じ。
- ですね。
- わけです。
- では?
- だろうか。
- である。
- なのだが。
- のだ。
- っぽい。
- らしい。
- ようだ。
- とおり。
- だけど。
- というもの。
- ではないか。
特徴的なのは、『しますが。』『では?』『なのだが。』『だけど。』『ではないか。』等の、逆接の表現が多いことでしょうか。他人の意見や記事を参照して自分の意見を述べる形が多いので、こういう傾向になるのかもしれません。実世界で逆接ばかりで対応していると人間関係がマズくなりますが、ブログの様に間接的なコミュニケーションの場合はそんなに毒がないので多くなっているのかもしれないですね。
また、『なあ。』『なぁ。』『なのかな。』『感じ。』『だろうか。』『っぽい。』『らしい。』といった、曖昧な表現も多いと思います。一般的にブログというのは、詳細な分析の上に文章を書くのではなく、カジュアルで気楽な文章が中心だからかもしれません。
ちなみに、このブログは、基本『です・ます』で、熱くなったときはたまーに『だ・である』になります。引き続きよろしくおねがいします。