見る人も得する新広告システム

wanwangorogoro2007-04-29

ニークな広告モデルが紹介されています。いわゆるスクラッチカードをウェブ上で実現したもので、こちらのサイトで簡単に作成・貼付けることができます。

Make, Scratch, Share, Win!
http://www.scratchyourself.com/

TechCrunch Japanese アーカイブ » ブランド戦略が泣いて喜ぶ?バイラル宝くじ「ScratchYourself」


"れはわりとシンプルなFlashベースのアプリケーションで、ユーザーは自分の好みの画像をアップロードしてスクラッチカード式の一種の宝くじを作ることができる。"
(中略)
私が興味を持ったのはユーザーインタフェースよりも(これは簡単にコピーできる)、ビジネスモデルと賞金の支払い方法のメカニズム。ScratchYourselfではユーザーがスクラッチカードを作ってブログやMySpaceページその他に思わずエンベッドしたくなるようなインセティブが用意されているのだ。つまりユーザーがスクラッチカードを作って、そのカードで誰かが「当たり」を引いたら作成者であるユーザーも同じ賞金がもらえる、というもの
http://jp.techcrunch.com/archives/scratchyourself-viral-sweepstakes-that-brands-could-love/


がおもしろいって、実際にスクラッチするのが楽しくてついついコスっちゃうことです。単なる広告は目に入ってもすぐ視界から外されてしまいがちですが、これならユーザ自ら喜んで注視してくれます。雑誌の袋綴じみたいについつい引込まれる仕掛けです。参加型広告とも言えます。

はてなではembedタグが使えないので載せていませんが、上記TechcrunchJapanのサイトにサンプルがあります。是非体験あれ!


告を見ること自体にインセンティブをつけたという点がポイントでしょうか。TechCruncの記事にある様に、スクラッチを作成した人にも賞金の一部が払われます。作る側にも見る側にも広告主にもメリットをもたせることで、利用される自然な流れをつくっています。

将来的にはこんな広告をブログパーツとしてあちこちで見かける日も近いかもしれません。