記録を残すということ

の好きなブログのひとつである「Tech Mom from Silicon Valley」の海部さんが、運営されている「邦画セントラル」を中止されるそうだ。その理由がちょっと寂しい。

Tech Mom from Silicon Valley - 邦画セントラルのサイトとブログ中止のお知らせ


"でも、日本では何も起きていません。映画会社もテレビ会社も、相も変わらずYouTubeやまねきTVを犯罪者扱いし、国内ですら積極的なネット配信も始まらず、国内での邦画ブームによる「パラダイス鎖国」で、国際市場には興味がなく、海外にネットを使って広報や映画祭をするなどという気はさらさらありません。ファンの間でも、海外に日本映画のことを知らせるということに、興味を持ってくださる方はごくわずかです。何も起こらない日本に興味を持つ海外の人も少ないままです。私の書くことがが、業界の活動になんらかの影響を及ぼすとは初めから思っていませんが、他の各種のネットでのファン活動に比べても、これはあまりにも誰にもappreciateされていないと感じています。

少しでも、何かが動く方向が見えているならいいのですが、あまりにも何も起こらず、何も反応がないので、もういいや、と思うに至ったわけです。"
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20070424

気持ちはとてもよくわかるのだけれど、サイトはそのまま残して欲しいと思う。


、生きている間は認められなかった芸術家というのが大勢いたけれど、作品が残っていたから後年になって認められた。ゴッホピカソだってそうだ。

いつか数ヶ月、数年、数十年後に認められるかもしれない。この時代にこういうことを言っていたということが価値を持つ時がくるかもしれない。ブログ等はタイムスタンプがあるからこそ意味がある。だから取り敢えず残すだけは残してほしい。