Googleの確率予測

日、Googleから『iGoogle』と呼ぶパーソナライズドホームページ(パーソナライズドサーチ)が提供されました。

これまでGoogleは、検索エンジンのキーワードを分析することで、マクロ的なユーザーの動向を追うことはできましたが、個々人のミクロな動きについては把握することができませんでした。このiGoogleによってそれが補完されることになります。


さて、経済でも経営でも、先のことを見通すには「鷹の目」「蟻の目」という様に、広い視点と近い視点の両方が必要だとと思います。これまで最高の「鷹の目」を持っていたGoogleが「蟻の目」を持つ。もっと素敵なことが生まれるのではないかと楽しみですね。


えば、先日紹介した『数学的にありえない』という本に書いてありましたが、「統計」というのは既に起きた事象に対して分析することで、「確率」というのはこれから起きることについて考えることなんだそうです。

Google等では、検索ログから過去のデータの統計分析が行われてきたと思います。今後はミクロ視点も手に入れたことで「将来の確率」も計算し、トレンド予測が可能になってくるかもしれないですね。


数学的にありえない 上

数学的にありえない 上