高度≠便利

 術力の高い人ほど技術の深みにハマってしまい、一般受けするサービスに仕立て上げられないという問題がよくありますよね。一方、技術的には大したことないのに、一般受けして大人気となるサービスもあります。
 このありがちな罠はどこからくるのでしょうか?


 うに「自分のことを考えている」か「お客様のことを考えている」のかの差ではないでしょうか。ついつい高度な技術を開発すると有頂天になったり偉い気分になりお客様視点から遠のきがちです。複雑で新しい技術なのだからこそアピールしたくなります。でも、お客様の目から見ると、複雑すぎたり、ニーズとずれていたり、といったことがあります。「高度≠便利」というやつですね。
 有頂天になったときに、お客様も有頂天になれるかを考えてみるとよいかもしれません。