Googleが次に狙う業界

 Googleはカウンターカルチャーの会社だ。これまでも既得権益者と戦い、『Power to the people』を実現してきた。Microsoftに始まり、TV等のマスメディア、広告代理店と戦い、最近は通信事業者に狙いを定めている。次にGoogleが狙うのはどこだろうか?


 いくらGoogleが圧倒的な才能と財力を持っていたとしても、全く畑違いの分野には進出し辛い。だから建築業界なんかはたぶん狙われないだろう。たぶん狙われやすいのは金融や保険業だ。コンピュータシステムと営業力を武器とするこれらの業界はGoogleによって代替されやすい。


 「既得権益者」というのは、既に成功していることを指すのではなく、不当に成功している、あるいは不当に成功を維持している存在に対して使われる。Googleじゃなくてもこういう存在はいずれ狙われる。そういう存在のみなさん、Googleが来る前に自己変革しましょう。