Googleを超えるには
Googleは効率化を徹底的に求めている会社だと思う。
- コンピュータによる自動処理
- 格安コンピュータによる分散処理
- OSSの利用
- 契約の自動処理
- コンテンツ作成は他者に任せPFに注力
- 優秀な人だけ雇用
コンピュータサイエンスと経済を徹底的に理解している。ムーアの法則、規模の経済、範囲の経済、ネットワーク、ロングテール、社会統計学、脳科学・・様々な知的技術を生かしてレバレッジ(「てこ」の意(参照))を効かせている。色々な意味で米国的だ。
こんなGoogleを超えるには、
- 全く異なる分野で勝負する
- 彼らと同じやり方で彼らに優る
- 違うルールを持ち込む
しかないだろう。
1はさておき、2は非常に厳しいと言える。よほどの天才であっても、Googleを超える組織とお金を準備するのは大変だ。その前に対応されてしまう可能性が高い。となると道は3だ。インターネットのルールを誰よりも賢く理解したGoogle。今のままのルールで勝ち目はない。どうやって新しいルールを持ち込むか? インターネットが変化し続ける以上、必ずどこかでパラダイムシフトが起こる。どう起こるのか? どう起こすべきか? チャレンジングな課題だが楽しみだ。これを一番楽しんだひとが成功する。