Apple vs ハッカー

 しい現象が起きています。あのアップルが、ハッカーたちの反撃にあっています。iPhoneをオープン仕様にする改造に対してAppleがとった対処をさらに超えようとイタチゴッコが続いています。

iPhoneの「ロック解除対抗」アップデートに、ハッカーが反撃


 Appleの「iPhone」でソフトウェアアップデートを実行した結果、他社製アプリケーションが利用できなくなる、ロック解除されたiPhoneが使用不能になるといった事態が発生してから2週間が過ぎたが、ハッカーたちは反撃に出ている。

http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20358653,00.htm


 マイクロソフトならともかく、アップルがこういう戦いに巻き込まれるのは意外です。古くからMachintosh、ひいてはApple社はいわゆるハッカーに対しても憧れと尊敬を集める立場にありました。マックに対するウィルスが少ないのは、マックがハッカー達にも愛されているから、と言う意見もあるほどでした。


 アップルほどの企業でも『自由』を求める声の前には既得権益者とみなされてしまうのか? あるいは巨大な携帯市場に乗り出したことでアップルのブランドポジションに変化が起きたのか? 今後、アップルの存在がどうみなされていくのか興味深いですね。僕は多少窮屈なところがあっても、それでもアップルが好きなのだけれど。