会議で使えるテクニックその9
会議で使えるテクニックシリーズ。
今日は、なにかを分析する際に偏った思考に落ち入らず、多角的に考える方法です。
いくつかのフレームワークがありますが、今回は、3つの目について。
「視点」「視座」「視野」の3つの目をもつことが大事だと言われています。
まず、「視点」とは、対象となる事柄のどこに目をつけるか、という意味です。ある一点だけでなく、他の長所や短所にも目を向けることが大切です。また、短期的な見方だけでなく、長期的に眺めることも含みます。
次に、「視座」とは、見る立場を変えることです。お客様の立場だったら、相手の立場だったら、違う部署から見たら、世の中全体から見たら、地球環境の観点からだったら、等です。
最後に、「視野」とは、見る範囲を広げることです。その対象物だけでなく、関連する事柄にも目を向けること。いわゆる視野を広く持つ、ということです。
これらの3つの見方を考慮していると、短絡的なものの見方をせずに、総合的に効果的な道をみつけやすくなります。練習すれば誰でもできるようになります。単に慣れの問題ですから、さっそく今日からやってみてください。会議が楽しくなりますよ。