不幸の原因の変え方
人の不幸のもとはだいたい劣等感によるものが多いと言われています。そして、その劣等感の原因は、他人と比較して順列をつけることから生まれることが多いです。
例えば、年収、学歴など。数字で表わせるこういたものから、見た目等の数字では評価しづらいものまで、人は順番をつけたがるものです。
ランキングというのは使い方によってはとても便利で役にたつものだけれど、えてして人を不幸にしてしまいます。だって、結局、一番の人しかいい気分になれないんです。その他全員がやな気分になるものって、いいわけないですよね。
この考えの元は、英語で言えば、「either」(どちらか)です。こういう考えをしていると、順列を考えてしまいがちですが、「both」(どちらも)と思えば、へんな比較をしなくてすみます。どっちが優れているかじゃなくて、両方あってよかったね、そんな考えが人をしあわせにするのだと思います。
A大学の方がB大学より・・じゃなくて、色々な人にあった大学がそれぞれあってよかったね、と考える。選択肢が多いのはいいことです。
あの会社の方が給料がいい・・じゃなくて、いろいろなビジネスがあって世の中が豊かになってみんな収入があってよかったね、と思う。画一的な会社しかなかったら世の中発展しません。自分よりいいものがあるからこそ参考にしてお互い発展できるわけです。
こんな単純な考えが世の中をハッピーにするんです。楽しくいきましょう。
- 作者: 斎藤一人
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