成長したかったらこうしろ!

wanwangorogoro2008-03-14

 誌の頃からIT感度の高い人に人気だった「Internet Magazine」のWebサイトで、とても印象的な言葉があった。インターネット系でとりあげられる機会の珍しい車業界の人の話。

ITが車産業を根底から支えていた―「Car Testing Japan 2008」より | All-in-One INTERNET magazine 2.0


日産自動車の山下副社長の講演では、「計れないものは進化しない」という言葉が印象的だった。「計る」とは、ある実体の特定の側面を数値により客観的に表す行為だと思う。また「進化」とは、まわりの環境に合わせて変化することだと聞く。つまり、山下副社長の言われる「計れないものは進化しない」とは、「実体のあり様を客観的に捕らえられない状況では、その実体は変化することができず、結果、いいものは生まれない」という意味だと解釈させていただいた。このことは、車に限らずすべての産業やビジネスに当てはまることだろう。たとえば、おなじみのPOSやWebのアクセス解析などはこのための手段であり、すでにビジネスの評価軸となっている。


 たような言葉として、これは米国の超巨大企業のCEOクラスの人の言葉だったと思うが、こんな言葉を聞いたことがある。『結果を気にしないでビジネスをするのはピンの見えないレーンでボーリングをするようなものだ。そうしていると結果を気にしなくなり、つまらなく、どうでもよくなってしまう。』

 また、ライフハックでよく言われる「仕事のリスト化(タスクのToDo整理)」等もこの論に通じるものがあると思う。


 するに、人はそれと意識して初めて解決法や解決案を考える様になるということか。また、「この世のあらゆる事象は外部とつながることで初めて進化するものだ」というネットワーク理論を言っている様にも聞こえる。遮断された環境では何も変化や触発は起きないということだろう。

 もっと平たく言うと、やはり「オープン」が進化・成長のキーワードと言えるのではないか。よし、自分をオープンにして周りと触発し合おう。