YouTubeが証明したこと
前回に続いて、YouTubeについて。
YouTube以前と以後について何が変わったのか、何がわかったのか考えてみた。
- ビデオオンデマンド市場がグローバルな相当規模で存在すること
- 個人投稿映像(CGM)でも視聴に値するコンテンツが相当規模存在すること
- 映像は言語や国の壁を超えて楽しまれること
- 短尺なコンテンツでも視聴に値するものが相当規模存在すること
- 映像を他人と共有するニーズが相当規模存在すること
- 人気ドラマやバラエティ以外にも視聴に値するTVアーカイブが多数存在すること
- 無料で大量の情報を容易に検索できるシステムが上記の前提であること
- マーケティング次第で(技術的に劣っていても)Googleより人気を博すことがあること*1
どれも当たり前の様に聞こえるかもしれないが、YouTubeがこれだけの実績(1億PV/day、4000万再生/day、3万5000アップロード/day)を残すまでは、疑問視されていたことだと思う。
むろん、YouTubeのビジネスはまだ収支が成り立っているわけではなく、検討中と言われているコンテンツ連動型広告モデルやプロモーションとしての利用が成り立つ保証もない。
これから先もっと研鑽されて優れたビジネスモデルが開発されていくんだろう。
だが、このサービス以前と以後によって、少なくとも上記の事実がわかってきた。
ルールが変わるかもしれない。常識やトレンドも変化する。Googleはきっと改善してくるだろう。
でも、間違いなく少しずつこの分野のビジネスが進化してきている。
きっと、10年後にインターネットビジネスの歴史を振り返った時に、このYouTubeの挑戦は大きな一歩となって残っているのだと思う。
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今日のひとこと
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『素直な事。努力すること。勉強すること。』
素直じゃないと、何も入って来ない。だから、まずは素直な事が第一。
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