YouTubeのビジネスモデル案

wanwangorogoro2006-07-17




今日はYouTubeに代表される動画サービスの行く末についてです。

やれ著作権問題だの、やれ広告しか儲からないだの、やれ広告でも無理だの、と言われているYouTubeですが、明るく楽しい未来もあると思うのでそれについて。

BtoCビジネスが難しい際の奥の手と言えば、次の2つがあります。


・広告ビジネス
・BtoBビジネス


Google等のプラットフォーム業者足り得る程のビッグプレーヤーは主に前者の広告モデルを採用し、そうでもない中小規模の企業は後者のBtoBビジネスを行う傾向が強いと思います。(個人プレーヤーは広告ビジネスが多いのは言うまでも有りませんし、両方の合わせ技ももちろんありです。)

YouTubeはいまや世界を代表する巨大トラヒックを稼ぐプレーヤーなので、もちろん広告ビジネスもできますが、ここはひとつBtoBビジネスもどうでしょうか?


例えば、先日のニュースであった様に、NBC等のメディアと提携する等、企業向けに動画配信プラットフォームを提供することが可能です。

by CNET Japan 『NBCユニバーサル、かつての仇敵YouTubeと提携』


NBCの関係者は米国時間6月27日、「Saturday Night Live」や「The Tonight Show with Jay Leno」など、一部のテレビ番組の宣伝用クリップをYouTubeにアップロードするという同局の意向を報じたWall Street Journalの記事が正しいことを認めた。General Electric傘下のエンターテインメント企業であるNBCは、YouTubeに広告を出稿し、自身の番組の中でYouTubeを紹介していく予定だという。本提携の金額的な詳細は明らかになっていない。また、YouTubeの関係者はコメントの提供を拒否している。


ここで、こういったメディアの宣伝媒体以外に何か提携はないのかと考えてみた所、次の様なサイトを見つけました。

『マルイ OIOI×m-flo』

今CMで話題となっている『夏、水着(ゆかた)、マルイ』という宣伝で、人気アーティスト『m-flo』がフィーチャリングしている『m-flo loves 日之内絵美 & Ryohei』の新曲『Summer Time Love』に乗せた水着(ゆかた)でのダンスが印象的なものです。
このサイトで、CMであったり、ダンスの練習動画を視聴することができます。


こういったクロスメディアマーケティングや動画ならではの教育コンテンツ(ダンスレッスンも教育コンテンツのひとつ)はビジネスチャンスがあるのではないかと思うのです。ひとつのメディアだけでなくクロスメディアマーケティングの効果は実証されていますし、教育市場がお金になりやすいのは自明です。

このあたりYouTubeのビジネスモデルとしてどうでしょうか。



Summer Time Love

Summer Time Love