Googleの新サービス案『Google 落とし物』

wanwangorogoro2006-06-09




今日はGoogleを利用した新サービスについて。

今朝、駅で落とし物を拾った。アクセサリー付きのピアスだ。
誰かが落としたものだと思い、大切なものかもしれないので、駅に届けた。
そこで思ったこと。


落とし主は果たして自分の落とし物が駅に届けられているということを知る術があるのか?、と。
どこで落としたか何となく心当たりがあれば、駅や学校、会社の落とし物預かり所をあたると思うが、忘れ物ではなく落とし物なので、どこにあるか想像しづらいのではないだろうか。


誰でも落とし物や忘れ物の経験はあると思う。
逆に、落とし物や忘れ物を見つけた経験も多いと思う。
そこで、何かを見つけた時にどうするかというと、定期券の様にどこに届ければいいか明確なものなら駅に届けようという気にもなるが、そうでないと警察に届けるのもおっくうだし、見て見ぬ振りをしてしまうことが多いのではないか。
そうなると、落とし主が見つけるのは非常に困難になってしまう。


そこで、提案だ。
落とし物を発見するためのネットワークを作ろう。誰でも簡単に登録できて、紛失者と発見者を結びつけるサイトが欲しい。
できれば警察や駅等の落とし物DBと連携したい。


例えば、こういう感じだ。
何か落とし物や忘れ物を見つけたら、拾ってもいいし、拾わなくてもいいけれど、そのサイトで情報を登録する。
単純に時間と場所と物の情報だけでいい。
拾ってどこかに届けたり、預かっている場合は、その連絡先も記してあげる。
個人情報を知られたくないケースもあるだろうから、そこはそのサイトが仲介して、アドレス等の情報は伏せつつ連絡をつけてあげればいい。

何かを落としたりなくした時は、とにかくそのサイトを見れば、検索することができる。
地図サービスや乗り換えサービスや宅急便サービスとの連携もいいだろう。
携帯電話のカメラやGPSも使える。

よく、全てのモノにRFIDタグがついて、世界のいたるところにタグリーダが存在すれば落とし物が簡単に検索できるという未来図があるが、そこまでやるのは正直まだ時間がかかるだろう。
もっと簡単なこの仕組みで十分だ。


どうだろうか。 こういうサービスは一極集中すべきなので、巨大や検索エンジンやポータルがいい。
善意によって構築されたすばらしいネットワークができそうだから、Googleにやって欲しい。
人類にとってエッセンシャルで永続的で独占しやすいサービスなので、先行者利益が大きい。

Googleさん、どうでしょうか? 一緒にやりませんか?